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込み入った展開は抜きにして、とにかく可愛い絵で甘く読みたい。そんな夜にちょうどいい一冊があります。ももこの読み切り5本を収めた『うさぎ日和』を、夜棚が紹介します。
作品の基本情報
| タイトル | うさぎ日和 |
|---|---|
| 作家 | ももこ |
| レーベル/出版社 | ライトリーズン |
| 作品形式 | 商業コミック(オムニバス短編集) |
| 主なジャンル | 甘い/学園/職場/制服 |
| 属性・シチュ | 年下・同年代・人妻・女子校生・処女/学園・職場・制服 |
| シリーズ | 単巻 |
| 発売日 | 2022年10月8日 |
| 価格 | 1,320円(税込・配信時点) |
| ボリューム | 全5話(この巻で完結)/129ページ |
結論
評価:★★★★★(★5 / 5)
ひと言でいえば、絵が可愛い一冊。可愛さと色っぽさが両立した絵柄で、5本とも甘い読み味のまま読み終えられます。お話もそこそこ楽しめますが、後日談にあたる収録作もあるので、元の作品を読んでいる人のほうが入り込みやすいと思います。
こんな人におすすめ
- 可愛い系・綺麗系の絵柄で作品を選びたい人
- 重い展開のない、甘い読み味の短編集を読みたい人
- 学校やバイト先など、日常の延長にある関係を1冊で読みたい人
向かない人
- ストーリーの読みごたえを重視して選ぶ人
- 収録作の初出(同人誌・雑誌など)をすでに持っている人
- ひとつの物語を長く追いたい人
- 作品タイプ:オムニバス短編集(全5話・この巻で完結)
- 絵柄:可愛い系・綺麗系
- 主な属性:年下・同年代・人妻・女子校生・処女
- 関係性・シチュ:学園/職場/制服
- 読み味:甘い
- NTR要素:なし
- 後味の悪い終わり方:なし
- 鬱展開:なし
- 暴力的な描写:なし
- 人を選ぶ要素:なし
あらすじ・世界観
ひとつの物語を追う長編ではなく、読み切り5本を収めた短編集です。公式の説明によると、以前に発行した商業作の後日談の同人誌が1本、これまで単行本に入っていなかった作品が3本、描きおろしが1本という内訳です。
舞台は、別れたばかりの相手の部屋、バイト帰りの車の中、仕事終わりのアパート、休日の自宅、正月の神社。どれも日常の延長にある場所で、相手や関係は話ごとに変わります。それでも重い展開には振れず、5本とも甘い読み味でまとまっています。
夜棚レビュー
- 絵柄:この一冊を選ぶいちばんの理由はここ。可愛い系と綺麗系のあいだにある絵柄で、可愛いのにしっかりエロい。1冊を通して絵の魅力が落ちないので、絵柄で選ぶ人の期待に応えてくれます。
- 甘い読み味:NTR、鬱展開、暴力的な描写、後味の悪い終わり方は、5本ともありません。浮気が話のきっかけになる回もありますが、その先が重くなることはなく、安心して読み進められます。
- 話ごとに変わる二人:舞台は学校、バイト先、アパート、休日の自宅、正月の神社と話ごとに変わり、相手や関係も毎回違います。お話も添え物ではなく、そこそこ楽しめる読み切りが並んでいます。
- 第2話がいちばん:5本のなかで特に良かったのは、バイト先の新人と教育係の話。仕事帰りに車で送ってもらうことになり、車内で葛西が、行為の前にお互いの意思を確かめることが大切だと話すところから二人の関係が動きます。
良かった点 / 気になった点
◎ 良かった点
- 可愛いのにしっかりエロい絵柄
- 5本とも甘い読み味で、重い展開がない
- 舞台も相手も話ごとに変わり、5組の関係を1冊で読める
△ 気になった点
- 後日談にあたる収録作もあり、元の作品(同人誌など)を読んでいる人のほうが楽しめそう
こんな人におすすめ / 向かない人
おすすめ
- 可愛い系・綺麗系の絵柄で作品を選びたい人
- 重い展開のない、甘い読み味の短編集を読みたい人
- 1冊で5組の関係を気軽に読みたい人
向かない人
- ストーリーの読みごたえを重視して選ぶ人
- 収録作の初出(同人誌・雑誌など)をすでに持っている人
- ひとつの物語を長く追いたい人
各話メモ
◎は夜棚が特に良かった話です。
- 第1話:音楽の趣味をきっかけに親しくなった志保と男子生徒。浮気を知って別れたその日、志保は貸したままのDVDを返してもらうため、彼の部屋を訪ねる
- 第2話:バイト先で教育係になった神田と、新人の葛西。仕事帰りに神田が車で送ることになり、車内の会話から二人の距離が変わっていく ◎
- 第3話:仕事のあと、アパートで食事やゲームをして過ごす四之宮と唯さん。隣の家から脱走した「うさちゃん」がベランダに現れた朝、四之宮は二人の関係をあらためて意識する
- 第4話:休日を自宅で過ごす二人。女性が次の連休の外出を持ちかけたところへ、男性に会社から仕事の電話が入る
- 第5話:正月の神社で顔を合わせたゆりと葵くん。出店を見て回ったあと、二人はホテルへ。ホテル代は葵くんのお年玉から
同じく可愛い系の絵柄で、甘い空気のまま読める短編集です。妹・従妹・お嬢様と、相手の属性の振れ幅はあちらのほうが大きめです。
1冊で色々なシチュを回したいときは、短編集のまとめ記事もあります。別のオムニバス短編集を、読み味と注意したい要素で比べながら探せます。
まとめ
『うさぎ日和』は、とにかく絵が可愛い一冊です。可愛さと色っぽさが両立した絵柄で、学校、バイト先、アパート、休日の自宅、正月の神社と舞台を変えながら、5本とも甘い読み味で読み終えられます。重い展開がないので、気分を選ばずに開けるのも魅力です。お話はそこそこ楽しめる程度で、後日談にあたる収録作もあるため、元の作品を読んでいると、より楽しめそうです。