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可愛く綺麗な絵柄で、物語と成人向け描写の両方を楽しめる短編集を読みたい夜におすすめなのが、鳥居ヨシツナさんの『私たちが153cmだった時のこと』です。
海へ向かう二人の前後編をはじめ、交際への迷い、アイドルの次の舞台、島での再会を描く全5話を収録。人を選ぶ無理矢理の要素はありますが、絵柄の魅力と、人物の気持ちを追える物語性が光る一冊です。

作品の基本情報
| タイトル | 私たちが153cmだった時のこと |
|---|---|
| 作家 | 鳥居ヨシツナ |
| レーベル/出版社 | TENMA COMICS LO/茜新社 |
| 作品形式 | 商業コミック(オムニバス短編集) |
| 主なジャンル | ストーリー重視/エロ重視 |
| 属性・シチュ | 年下・幼なじみ・処女・童貞/歳の差・無理矢理・コスプレ |
| シリーズ | 単巻 |
| 発売日 | 2026年5月1日 |
| 価格 | 1,463円(税込・確認時点) |
| ボリューム | 全5話(この巻で完結)/186ページ |
結論
評価:★★★★★(★5/5)
ひと言でいえば「ちょっと大人。」な一冊。可愛く綺麗な絵柄がまず魅力で、成人向け描写をしっかり読みたい人にも、人物の事情や関係の変化を追いたい人にも向いています。無理矢理の場面を含む話があるため、そこだけは事前に注意が必要です。ただ、NTR・鬱展開・後味の悪い終わり方はなく、絵柄とストーリーを重視して選びたいならおすすめできます。
こんな人におすすめ
- 可愛く綺麗な絵柄の成人向け漫画を読みたい人
- 性的な場面だけでなく、人物の背景や関係の流れも読みたい人
- 1冊で異なる人物・設定を楽しめる短編集が好きな人
向かない人
- 無理矢理の要素を避けたい人
- ひとつの主人公・関係を長く追う連作を読みたい人
- 明るく甘い話だけを読みたい人
- 作品タイプ:オムニバス短編集(全5話・この巻で完結)
- 絵柄:可愛い系/綺麗系
- 主な属性:年下・幼なじみ・処女・童貞
- 関係性・シチュ:歳の差/無理矢理/コスプレ
- 読み味:ストーリー重視・エロ重視
- NTR要素:なし
- 後味の悪い終わり方:なし
- 鬱展開:なし
- 暴力的な描写:あり
- 人を選ぶ要素:あり(仕事のために無理矢理行為をさせられる話があります)
あらすじ・世界観
「マスタープラン」は、沖浜アネリと奈良屋清吾の関係を描く前後編です。出会った二人は車で海へ向かい、会話を重ねるなかで、アネリが抱える居場所のなさや、互いに何を求めているのかが少しずつ見えてきます。
このほか、交際をめぐって自分がどう見られているのかを気にする海ちゃんの話、アイドルとしてメジャーデビューへ進む樋井川スタアの話、島で再会した波音と弥彦が写真や将来について語り合う話を収録しています。
夜棚レビュー
- 一言で言うなら「ちょっと大人。」:成人向け描写をしっかり読みたい人向けでありながら、人物の事情や、その後の関係にも目を向けています。
- いちばん良かったのは絵柄:可愛さと綺麗さを両立した絵柄で、人物の表情や仕草が見やすいです。話ごとに登場人物や舞台が変わっても、それぞれの雰囲気を楽しめます。
- ストーリーも楽しめる:特に「マスタープラン」は、二人が海へ向かうまでの会話を通して、相手に何を求めているのかを探っていく流れが印象に残りました。
- 1冊で異なる読み味を選べる:前後編の「マスタープラン」を含め、交際をめぐる気持ち、アイドルとしての将来、島での再会と旅の話など、各話で入口が違います。
- 無理矢理の要素には注意:仕事のために無理矢理行為をさせられる話が含まれます。この要素が苦手な人には向きません。
良かった点 / 気になった点
◎ 良かった点
- 可愛く綺麗な絵柄で、人物の表情を追いやすい
- 成人向け描写と物語の流れを両方楽しめる
- 全5話で異なる設定・関係性を読める
- NTR、鬱展開、後味の悪い結末がない
△ 気になった点
- 無理矢理の場面を含む話がある
- オムニバス形式のため、ひとつの関係を長く追いたい人には物足りない場合がある
こんな人におすすめ / 向かない人
おすすめ
- 絵柄の可愛さ・綺麗さを重視して選びたい人
- ストーリーも成人向け描写も読みたい人
- いろいろな設定を一冊で試したい人
向かない人
- 無理矢理の要素を避けたい人
- ひとつのカップルだけを長く追いたい人
各話メモ
◎は夜棚が特に良かった話です。第1話と第2話は「マスタープラン」の前後編で、そのほかの3話はそれぞれ登場人物の異なる読み切りです。
- 第1話 マスタープラン/前編:沖浜アネリは、道端で男に絡まれていたところを奈良屋清吾に助けられます。二人はカラオケボックスへ移動し、会話のなかでアネリが抱える居場所のなさや、海へ行きたいという気持ちが示されます。 ◎
- 第2話 マスタープラン/後編:清吾はアネリを車に乗せ、海へ向かいます。二人は互いの生活や気持ちについて話し、アネリが本当に求めているものと、二人の関係をどう受け止めるかが描かれます。 ◎
- 第3話 暴走ツインテール:交際の申し出を断るメッセージから始まり、海ちゃんと陽人が互いの反応や、自分がどう見られているのかを確かめていく話です。終盤では、スマートフォンを通じた次の約束が描かれます。
- 第4話 【日本の新たなスター】:Project LOで勝利し、メジャーデビューへ進む樋井川スタアの話です。プロデューサーとのやり取りや周囲からの評価を通じて、次の舞台へ向かう姿が描かれます。
- 第5話 波間のポートレート:島で再会した波音と弥彦が、写真、進路、旅、島の変化について語り合う話です。二人が将来について考え、島を離れる場面までが描かれます。
1冊でいろいろな相手やシチュを読みたいときは、短編集のまとめ記事もあります。読み味と注意したい要素で比べながら探せます。
まとめ
『私たちが153cmだった時のこと』は、可愛く綺麗な絵柄を軸に、人物の事情や関係の変化も読ませる全5話のオムニバス短編集です。
無理矢理の場面を含むため誰にでもすすめられる作品ではありませんが、その点を許容できるなら、物語も成人向け描写も楽しみたい人に向いています。絵柄を重視して選びたい夜に、候補に入れてみてください。